教育・青少年健全育成
20年後・30年後の日本を担うのは今の青少年であり、
青少年の健全育成こそが日本の未来を確かなものに致します。しかしながら、わが国の教育は、現在も危機的な状況にあると言わざるを得ません。
先日は長崎佐世保の小学校で大変痛ましい事件が起きました。私も二人の子供を持つ父親として、大きな衝撃を受けました。
子供たちの心がここまで荒廃してしまった原因は何なのか、どうすれば子供たちの心を救えるのか、今こそ大人一人ひとりが真剣に考えなければなりません。
何よりも大切なのは、子供たちに社会で生きていくうえでの基本的なルールや、命や自然の大切さなど、道徳心や倫理観を小さい頃からシッカリと育んでいくことであります。
そして、家族や友達を大切にし、郷土や国を愛し、我が国の歴史や伝統・文化を尊重する、心豊かな、たくましい日本人を育てていくことが重要です。
私は先の通常国会で「青少年健全育成基本法案」を議員立法で国会へ提出致しましたが、会期末の国会の混乱により、成立させることができませんでした。大変残念であります。何としても次期国会で成立させたいと思います。また、教育の憲法ともいえる教育基本法の改正にも、引続き全力で取り組んでまいります。
景気問題
ところで、現在、最も重要な課題の一つは景気の問題であります。
政府は、「景気は着実な回復を続けている」としています。しかし、この景気の回復は、個々の企業のリストラや経費削減など、血の滲むような経営努力によるものでもあります。
私は、このところ県内の工場などを数多く訪問してまいりましたが、景気の実態はまだまだ厳しいと実感しております。
財政再建はもちろん大切ですが、景気を今こそ本格的な回復とするために、一段のテコ入れが必要と考えております。
郷土・群馬県
さて、私たちの郷土群馬は着実に発展してまいりました。しかし、農林業の問題をはじめ、環境問題や少子・高齢化に伴う医療・福祉問題、また、高速交通網の整備など、課題は数多くあります。私は、この豊かな自然と文化に恵まれた素晴らしいふるさと群馬を、更に魅力と活力あふれる、はつらつとした群馬にして、子や孫の世代に引き渡していきたいと思います。
これからの日本の国家像
いま日本は、時代の大きな分岐点に立っています。今こそ、これからの時代の日本はどうあるべきか、という国家像を明確にし、改革すべきは大胆に改革し、社会構造や基本政策を時代に合ったものに作り直していくことが必要です。
良識の府と言われ、6年の任期を持つ参議院こそが、国家の根本に関わる重要課題を、じっくりと議論するにふさわしい場であります。私は参議院の立場から日本の政治を変えていきます。
中曽根弘文の政見
政見放送(平成16年)より抜粋 |