代表質問に立ちます
1月27日の参議院本会議に於いて、私が野田総理の施政方針演説に対し、自民党を代表して質問を行います。
直前のご連絡で申し訳ございませんが、お時間がございましたら是非ともご覧頂き、ご意見等頂戴出来ればと存じます。ご家族ご関係の皆様にも宜しくお伝え下さい。
1. 放送日 : 1月27日(金)
2. 時 間 : 午前10時から40分間
3. 放送局 : NHK総合テレビ
憲法改正に向けて本会議で賛成討論。
本日の参議院本会議で、憲法審査会規定が可決、制定されました。
これは平成19年5月に成立した憲法改正手続法により設置された憲法審査会の運営手続きを定めたもので、これにより憲法改正原案の審議から発議、そして国民投票の実施まで、必要な制度が整ったことになります。
私はこの本会議において自民党を代表して賛成の立場から討論を致しました。改正手続法が制定されてから約4年経過してしまいましたが、これは自民党が審査会規定を早く制定すべきと強く主張し続けてきたにも拘わらず、与党第一党になった参議院民主党が何ら対応もせず放置していたからであり、その責任は誠に重大であります。
今後一日も早く委員の選任を行い、憲法についての議論を進めなくてはなりません。
本日の賛成討論全文を以下に掲載致しますので、ご一読頂ければ幸いです。
私は、自由民主党を代表して、只今議題となりました「参議院憲法審査会規程案」について、賛成の立場から討論を行います。
1.自主憲法の制定を
現行憲法は、我が国が連合国軍に占領されていた時期である昭和21年11月3日に公布され、翌昭和22年5月3日に施行されました。
制定過程の評価に関しては様々な見解がありますが、いわゆるマッカーサー草案の提示や松本案の拒絶などを典型例として、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の意向がかなり大きな影響を及ぼしていたことは紛れもない事実であります。
その後、我が国は昭和26年9月8日にサンフランシスコ平和条約に調印し、翌年4月28日の同条約の発効をもって主権を回復しましたが、現行憲法は制定以来、一度も改正されることなく今日を迎えております。
一刻も早く、我々日本人自らが完全なる主体として、我が国の真にあるべき憲法を創ることが必要だと考えます。
2.時代の変化に対応した憲法に
このような制定時のプロセス論に加え、今や実態的にも時代に合った形の憲法が求められています。
敗戦後の焼け野原から奇跡の復興を遂げた我が国は、世界でも有数の経済大国となり責任ある行動が期待されていますが、施行から60年以上経ち、内政・外交等において、激しい変化に対応できない点が露呈しています。
こうした実態に鑑み、世界各地域における国際貢献のあり方や、我が国自身の安全保障体制の観点からの憲法の見直しの検討も必要です。
また、国会のあり方や環境に対する新しい概念などについても検討が必要と考えます。
時代が経つとともに積み重なる数々の論点について、タブーを設けずに、忌憚のない意見を交わし、建設的な議論を行っていくことが求められています。
3.東日本大震災と憲法論議
このような状況の下、更に我が国憲法のあり方について真剣に向きあわねばならない出来事が発生しました。3月11日に発生した、東日本大震災であります。
甚大なる被害を受けられた被災者の方々の苦しみは、筆舌に尽くし難いものであります。厳しい環境の中での助け合いや自己犠牲の精神、自律と献身に満ちた行為には国の内外から多くの感動の声が寄せられていますが、憲法第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と国民の生存権が明記してあります。被災者は、政府の遅い対応により、まさにこの権利が脅かされていると言えます。
被災者の方々の生活を一刻も早く、安心、安定したものに取り戻すため、国家を挙げて復旧・復興を進めることが焦眉の急となっています。
しかるに、現行憲法では、非常事態に対応する規定がありません。戦後最悪の災害に襲われた今、非常時・有事の際に、国民の安全を守り速やかな復興を行うための規定、私権の制限をどう考えるかという論点も非常に重要です。
まさに今次の大震災は、我が国の憲法のあり方についても大きな一石を投じていると言えます。こうした事項については、政府内だけで議論して見解を示すのではなく、国会の場で広く議論を行うことが不可欠であります。
4.国会の不作為と民主党の責任
我が党は昭和30年の立党以来、自主憲法制定を党是とし、幅広く党内外の議論を行ってまいりました。立党50年にあたる平成17年には新憲法草案をとりまとめ、現在に至るまで憲法の全条項について真剣な議論をしてきております。
只今議題となっている憲法審査会の設置を定めた憲法改正手続法が成立したのは、我が党が政権与党であった平成19年5月14日の第166回国会であります。本来であれば、この国会が閉会した後実施された参議院通常選挙後の国会において審査会規程が整備されるべきでありました。実に4年間も放置されてきたことになります。
衆議院においては、2年近く前の平成21年6月に審査会規程が制定されていることを考えあわせれば、参議院における不作為の罪は誠に重いものであると言わざるを得ません。
憲法改正手続法は昨年5月18日に施行されており、すでに憲法改正原案の発議が可能な状態になっています。にもかかわらず、参議院において審査会規程もなく、実質的に議論が進められない状態にあることは、まさに立法府の怠慢であります。
このような事態を避けるべく、我が党は、議院運営委員会の場などで、幾度となく審査会規程の制定を強く主張してきました。当時の西岡議院運営委員長も民主党に対し迅速な対応を求められておりました。
しかしながら、この4年間、第一党である民主党は何ら対応されず、今日まで審査会規程制定が実現できていないことは誠に遺憾であり、しかも、規程の議決に当り、民主党が自らの考えを示さないことは、大変残念であります。民主党の猛省を促したいと思います。
遅ればせながらではありますが、ようやく憲法審査会が始動しつつあることは誠に重要な一歩であり、今後の展開に大いに期待するものであります。
ただし、単に規程を整備するだけでは意味がありません。本規程案には公聴会についても明記されているところですが、国民に開かれた形での憲法についての議論を、一刻も早く進めることが必要不可欠です。
5.世論の高まりと、一刻も早い議論開始を
各種世論調査からも、国民の憲法論議についての関心が高まっていることは明らかであります。
我が国と我が国国民の将来のため、速やかに本審査会規程を成立させ、そして、我が党はもちろんのこと、直ちに各党が審査会委員を選任して、会長の互選を行うべきであります。
党派を超えた憲法論議が前進することを切望し、私の賛成討論を終ります。
以 上
代表質問に立ちます。
第177回通常国会が一昨日から開会しました。
また菅総理の施政方針演説に対し、参議院の代表質問が1月27日(木)に行われ、参議院自民党を代表して会長の私が質問を致します。
世界が猛スピードで変化を遂げるなか、我が国は未だ重苦しい閉塞感に覆われ、新しい時代へのスタートを切れずにいます。
今まさに日本は再生か衰亡かの瀬戸際にあり、国会は日本の将来像を示し国民の総力を糾合していく責任があります。
代表質問では菅内閣の政策を徹底的に追及し、同時に自民党の政策ビジョンを堂々と示していきます。
この本会議の様子は下記のとおりNHKにて放送されますので、是非皆様にもご覧頂き、ご意見等お寄せ頂ければと思います。
1月27日(木) 午前10:00より
NHK(テレビ・ラジオ)で放送(約40分間)
役員人事決定
私は先週の8月11日に自民党参議院議員会長に就任を致しましたが、本日党運営の要となる下記の役員を決定致しました。
幹事長 小坂憲次 議員
政策審議会長 山本一太 議員
国会対策委員長 脇雅史 議員
副会長 林芳正 議員
〃 川口順子 議員
人選のポイントは、年功序列、派閥順送りではなく、各人の能力・経験などを最大限に活かした「適材適所」であること。
具体的には、「ねじれ国会」といわれる中で、参議院が与野党攻防の主戦場となることから、
①法案審議については「是々非々」が基本であるが、戦うべき時には戦える体制
②政局の参議院ではなく、大局・政策の参議院
ということを重視しました。
また今回、新たに副会長ポストを設けました。
林議員は、経済財政担当相、防衛相などを歴任し、川口議員は環境相、外務相などを歴任していることから、それらの経験等を活かして、参議院自民党の政策や考え方などを国内外に発信・アピールすることを期待しています。
上記に加え、今回、国会の基本的課題(二院制の中での参議院の役割、選挙制度、党議拘束など)について議論を行い、まとめていく機関を新たに設置することを考えています。
更に、参議院の任期は6年であることから、任期を十分に活かして、中長期的な課題(憲法問題、外交・安全保障、教育、福祉制度など)についても議論の場を作っていきたいと考えています。
自民党参議院議員会長に就任しました。
こんにちは、中曽根弘文です。
8月11日に自民党参議院議員会長選挙が行われ、当選致しました。
「ねじれ国会」の中、参議院の役割は非常に大きく、野党としての参議院自民党の責任は大変大きなものです。
法案審議にあたっては、「是は々、非は々」として、国益に沿った国民本位の政治を行っていきたいと思います。
そして、真に「良識の府」と呼ばれる参議院となる改革の中心に参議院自民党はありたいと思います。
今回の会長選挙は、オープンな参議院自民党のスタートです。
皆様からのご意見をお待ちしております。




